BS25999(BCMS)とは?
BS25999とは、英国規格協会(BSI)から発行されている、事業継続マネジメントに関する英国国家規格です。2006年11月に発行されたPart1(実践規範)と、2007年11月に発行されたPart2(認証用規格)の二部から構成されています。
さまざまな事由で事業が中断されるような事態が生じても、事業を継続することは組織にとって必須条件です。事業継続を効率的に実現するための経営手法に事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)があります。
これは、自然災害、伝染病、火災・爆発事故など不測の事態が発生した際にも、災害規模に関わらず事業を存続し、製品やサービスの提供を行い、事業を復旧させていくためのマネジメント手法です。
したがって、BS25999(BCMS:Business Continuity Management System)は、事業中断によるリスクを最小限に抑えるために策定されました。
BS25999は、事業中断が与える影響を定量的または定性的に評価し、復旧力や対応力をもった事業継続のフレームワークを提供します。また、組織における事業継続(BCM)の継続的改善のためのPDCAサイクルが取り入れられています。PDCAサイクルは、計画(PLAN)、実行(DO)、確認(CHECK)、改善(ACT)のプロセスを実行していくマネジメント手法です。
BS25999 Part1は、BCM(事業継続管理)のための実践規範であり、ガイドラインです。
BS25999 Part2は、Part1とセットで用いられ、事業継続マネジメントシステム、第三者認証を含め監査に用いることのできる要求事項が規定されています。
取得するメリット
●レジリエンシー(Resiliency:事業が中断しても、通常時と同等のレベルで製品やサービスを提供し続けられる能力。回復力、復旧力)の向上が図れます。
●マネジメントの対応力の向上を図れます。事業中断による影響を適切にマネジメントし、組織のレピュテーション(評判)やブランドを守る能力が養われます。
●事業継続に関する客観的な指標を示すことで、競争優位性による市場の拡大も期待できます。
●コンプライアンスの向上、コスト削減なども期待できます。
対象業種
全業種

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